小学生

小学校で学級崩壊 ~小学4年生~

我が子が小学校4年生の6月頃から、クラスが荒れ始めました。

クラスが6月から12月の半年で立ち直った経緯をお伝えします。

各学級でケースは全く違うと思います

こうしたから立ち直れた!という正解はないと思います。

先生、保護者、子ども達と乗り越えた結果だと思います。

保護者目線で綴っていきます。

どなたかの悩みの一助になればと思います。

小学4年生6月学級崩壊のはじまり

3年生の頃は落ち着いた学年でした。

4年生になり徐々に荒れていきました。

小学4年の四月、新任の若い先生が担任の先生に

若い先生が担任の先生になり

徐々に学級崩壊が始まっていきました。

数名の子が先生をなじるようになり、

バカにするようになり、

先生に暴力をふるうようになり、

暴言を吐き、授業中に歩き回り、

教室から出て行ってしまうようになりました。

先生や子供もけがを

したりすることもありました。

まったく授業が進まないのです。

クラス中がストレスの塊になり

子ども同士のいじめも多発。

いじめてる子も

いじめられている子も、

そうではない子も、保護者も、

先生もみんなが辛い時期でした。

いじめを止めようとしている子も

みんな泣いていました。

保護者も先生も学級を良くしていこうと

同じ思いであるのに、

なかなか解決していきませんでした。

魔物でも住み着いているかのようでした。

普段はいじめをしたり、

授業を妨害しない子まで荒れ始め、

ひたひたと崩れていきました。

クラス中で喧嘩が絶えないといった

状況になりました。

小学4年生7月の保護者会 

1学期末の保護者会では、副校長先生と担任の先生のもと行われました。

現状報告

7月の保護者会には、

我が子からクラスの現状を聞いているお母さんや、

クラスのママ友と繋がっているお母さん

情報交換ができているためか、

多くのお母さんが来ていました。

いじめをしていたり、

授業妨害をしているような子の

お母さんは来ていませんでした。

担任の先生からは、学級崩壊の現状報告がありました。

  • 授業が進んでいないこと
  • 授業中に、立ち歩く、教室を出ていくことが日常的であること
  • 子どもが先生に暴力をふるっていること
  • 理科の実験時、ある子が実験道具で子どもに怪我をさせたこと
  • 暴言がクラス中で使われていること
  • フリーの先生が数名クラスに入っていること
  • いじめがクラスの中であるということ

来ているお母さんは、若い先生に「私たちで何か協力できることがあれば協力しますので言ってください。一人で抱え込まないで下さい」といいました。

先生からは、「おうちの方々も、授業を見に来てください」と話がありました。

1学期毎日授業参観 ~親ができること~

翌日から2週間ほど夏休みに入るまで、保護者で毎日数名で授業参観しました。

 

授業参観に行っても子どもたちの様子は変わらず、

むしろ、親が行くことで、

自分たちのクラスは異常なのかと、

面白おかしくふざけている子もいました。

5人ほど目立つ子がいました。

私は5人うちのひとりA君のそばにいたのですが、

とても良い字を書いていました。

また、その内容は、お父さんと明け方に家を出て、

船で釣りに出かけたという内容でした。

私は、この子はとても信頼できる子だなと、直感しました。

お父さんに愛されているし、字も安定している。

この子が、善の方へつけば、

事態は大きく変わっていくに違いないと確信いたしました。

この思いを素直にA君に伝えました。とても嬉しそうな顔をしていました。

小学4年生夏休み

やっと夏休み。1学期の終わり、校長先生からは、「夏休み明けも落ちつきがないと思います」との話で締めくくられ、不安の残し休みに入りました。

夏休みの子ども達 先生の対応

プール解放の日がありました。私は子供たちと遊びに行っていたのですが、担任の先生もクラスの中心核の子たちとプールに入って遊んでいました。

プール解放は、市に委託しているので、通常、先生は入らなくてもいいのですが、子ども達とコミュニケーションを図るために遊んでいたのです。

また夏休みには、他の先生たちが、新任の担任の先生の為に、子どもが退屈にならない楽しい授業にするために研究授業をしてくれていたと後から伺いました。

保護者として感謝の想いがこみ上げてきました。どうか良いクラスになりますように。

小学4年生2学期新学期を迎える 学級崩壊悪化

私たちの期待とは裏腹に子ども達は、ヒートアップしていきました。

いじめが悪化 不登校

クラス中で、いじめが当たり前の雰囲気になっていました。よだれが垂れている子に対し、平気で「よだれが垂れているからいじめられて当然でしょ」と自分たちがいじめていることは悪いことではないと、いじめらてている人に原因があると、自分たちを正当化しているのです。

これは異常です。我が子から聞いた、いじめの実態を伝えるために副校長に電話しました。

すぐに動いてくれました。翌日集会が開かれました。「言葉も暴力になる。言葉で人が死んでしまうこともある」と大切な授業をしてくれました。

しかし、次の音楽の時間には専科の先生に「●ね」「●すぞ」と 言った子がいたそうです。

学校に来れなくなる子も出てきました。

緊急保護者会 「子どもアンケート調査の結果」の報告

緊急保護者会が開かれました。

内容は、4年生の学年でいじめがあるという報告でした。

全員にいじめのアンケートを取った結果、半数以上の子が、いじめを知っていると答えたそうです。

「家庭でも子供も様子をよく見てください。何か気になることがあれば言ってください」とい内容でした。

A君を味方につけよう大作戦!

私は娘に、いじめられている側にA君(授業参観で出会った子)を味方にしよう!とアドバイスしました。

「A君がいじめを注意してくれたら、みんなが良くなると思う。クラスを良くしていこうよ。」と心を込めて、A君の目を見て伝えることをアドバイスしました。娘もはじめは「そんなこと恥ずかしくて言えない」といっていました。

毎日毎日、今日のクラスの話をしました。私も一生懸命話を聞きました。とにかく聞きました。時には、泣いていいんだよと、思いっきり泣かせてあげました。一緒に泣きました。

小学4年生10月 学級崩壊から立ち直れるか?!

いよいよA君が善の方向へ

A君が動き出しました。

ある子が先生にキレ、机の中からカッターを出し、

クラスの中が騒然となりました。

その時A君が声を出してくれたのです。

「それは、やめろ!」

さすがにその子もカッターをしまいました。

そして、A君は、「あいつをいじめるやつがいたら俺に言え」

みんなに言ってくれていました。

私も、何としてもこのA君の頑張りを応援したいと

学校でA君に会うたびに

「A君が頑張っていること、聞いてるよ!クラスで頑張ってくれてありがとう。絶対良い方向に向かうからね!応援しているからね!」と励ましました。

状況が変わらないことに心が折れてほしくなかったのです。

やはりA君は嬉しそうでした。

事件

学級崩壊の中心核の子が、

先生の顔面を蹴ってしまいました。

先生もけがを負われ学校もしばらく

おやすみされました。

中心核の子もその時から、

学校には来なくなりました。

その後、保護施設に入り、転校していきました。

小学4年生学芸会

団結し頑張っている姿を見せてくれた学芸会。

しかし、背景も衣装もほとんどなく

先生たちが学芸会の装飾まで

手が行き届かなかったことが

前面に出ていました。

最後の全員の大合唱で、全員が歌っている姿を見て

この子たちは絶対大丈夫だと涙があふれてきました。

担任の先生が辞職する

学芸会の翌日から担任の先生は、来なくなりました。

第二回緊急保護者会

夕方の16:30緊急保護者会が開かれました。

校長先生から

「4-1の○○先生が辞職しました。」との報告がありました。

「理由は一身上の都合」という説明でした。

保護者も子ども達もみんな辛く悲しい気持ちでした。

辞職する前に力になりたかった。と、

お母さんたちはみんな言っていました。

臨時の担任が副校長に

副校長先生に担任が変わり

薄皮を剥ぐように

すこーしずつ落ち着いてきました。

荒れていた子たちも、笑顔を

取り戻していきました。

中心核の一人のお母さんが

3学期の保護者会で

涙目で謝罪していました。

その子のお母さんも悩めるお母さんなのです。

私たちと同じお母さんなのです。

凍り付いていた空気が

溶け出しました。

このお母さんの子どもなら

絶対元はいい子なんだ!と皆が思えた瞬間でした。

小学5年生になり 学級崩壊から平和へ

クラス替えがあり、男性ベテラン先生が担任となり

元の落ちつたクラスへと戻りました。

いじめもなくなり、暴言も消えていきました。

小さなトラブルはあるものの

大人に相談すること。

間違っていることは声を大にしていうこと。

いじめは絶対にいけないこと。

皆がこれからの人生を歩むうえで

大切なことを学べた半年でした。

辞職してしまった先生は

今も心配ですが

このことを糧にして

幸せな人生を送られていると

信じています。

最後に

我が子の学級崩壊を通して、

学んだ大切なことは

  • 子どもの話をとことん聞くこと
  • 先生とよく話をすること
  • 問題児のお母さんも悩める母だということ
  • 問題児も話せば心が通じるということ
  • 問題児も善の道へ修正できること
  • 出来ないと大人が決めつけてはいけないということでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

どなたかのお役に立てますように。